手術方式で感度が変わる
真性包茎の治療をするためには手術を行うことになりますが、その手術方式には色々な種類があります。
真性包茎を改善することを考えている人は、代表的な手術方式に関する情報収集はしておいた方が良いでしょう。
特に真性包茎の場合は、手術方式によって感度が大きく変わる可能性があります。
真性包茎の治療で代表的なのは、亀頭を覆っている包皮をメスやハサミで切り取ってしまうものです。
その際に小帯という部分を取り除くか、それとも保持するかを手術方式で選択できます。
小帯は亀頭の裏側にある筋のことで、男性器の中でも感度が高い部分です。
けれど真性包茎で包皮を丸ごと切り取ってしまう場合は、その小帯もその取り除く対象となります。
そんな小帯を残すためには、亀頭の裏側をV字にカットする手術が必要です。
したがって感度を優先するのであれば、情報収集によってそのV字カットができる手術メニューを用意している病院やクリニックを探さなければならないというわけです。
保険適用できる手術法は限られる
真性包茎の手術について情報収集を進めていくと、保険が適用できるかもしれないということがわかります。
そして多くの男性は3割の負担だけで手術を受けられ、費用が大幅に抑えられます。
ただその保険が適用できるのは基本的に、背面切開術あるいは環状切除術法の2通りです。
背面切開術は名前の通り包皮の背面側にメスを入れ、余裕ができた状態で亀頭を出すという施術です。
それに対して環状切除術法は、包皮を丸ごと取り除いてしまうものです。
いずれも必要最低限の施術内容で、見た目や感度は特に重視されません。
あくまでも真性包茎でなくなれば問題ないという考え方で、場合によっては色の問題が出てきたり、傷口が目立ったりします。
もし見た目や感度をちゃんと考えたいのであれば、保険が適用できる限界についてしっかり情報収集をした方が良いです。
保険適用の内容で満足できそうになければ、自費診療扱いにした方が良いかもしれません。
まとめ
真性包茎の手術は大きく分けて保険適用ができるものと、自費診療扱いになるものの2通りがあります。
保険適用は手術内容に限界がある代わりに、負担する費用が安く済むというメリットがあります。
それに対して自費診療は高額になりがちですが、感度や見た目を重視した仕上がりになります。
またそれ以外にも病院やクリニックによって手術方式に細かな違いがあるため、情報収集を行って後悔のないような方式を選択するようにしましょう。